■■■ 戦闘について ■■■
戦闘とはファンタジー世界を舞台としたものに限らず多くのゲームに無くてはならない要素です。 それは主人公の成長の手段として最もわかりやすい方法であると同時に、「強い」ということへのプレイヤーの欲求を満足させる手段でもあるからです。
しかし現実では戦闘はそう日常に頻繁に起こる状態ではありません、郊外を歩いていていきなり熊や虎に襲われることもそうありませんし(場所によりますが)殺し合いになるような喧嘩や犯罪、ヨーロッパにおける私闘、戦争などまったく起こらないとはいえませんが非常に稀な状態です。
もしコンシューマーゲームのような戦闘を実際に行なうとしたら・・・これ見よがしに凶器を携帯して徘徊、出会った動物や人間に片っ端からいきなり切りかかる・・・という血なまぐさいことになってしまいます。
世界観の違いはあるかもしれませんが、少なくとも狩猟や犯罪、戦争でなければそんな状態にはならないでしょう。 ファンタジー世界ではなにが起こっても不思議ではありませんが、戦闘はあくまでも目的達成の手段のひとつと考えれば、理由も無く何かを殺したり、あえて自分の命を危険にさらしたりというのも考えものだと思います。
(戦闘(殺生)すること自体が目的という場合は・・・まぁ「通り魔」とか言うんじゃないかな)
コンピューターゲームなどの一般的なRPGでは仕方ないことかもしれませんが、TRPGやカードワースのようなアドベンチャーゲームの趣のあるものでは、なるべく人道的選択ができるようでありたいものです。
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