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■■■■■ 空想武器 ■■■■■

このコーナーでは「木偶」がオリジナルで考えた物や、ゲーム、小説等で
登場した物をモチーフに作成した武器を紹介しています。

設定とかも木偶が勝手に考えた物ばかりですのでゲーム等で素材を使用する際も特に意識する必要はありませんが
素材を作成していたときに考えていたことが作品制作のアイデアを出すきっかけになればと思いましたので紹介します
というかせっかく考えたので誰かに見て欲しいかなとか思っただけだったり・・・
あくまでもネタとしてごらんいただければと思います(^^;

★あまり深く突っ込んだりしないでね★

霊剣イフリートホーン ifrit-horn / 「炎の角」
これはまぁありがちなネーミングですがアラビアの炎の魔神(ジン)「イフリート」から取っています。イフリートについては『FINAL FANTASY』等で登場するため皆さんご存知のことでしょう。
設定では特に炎が噴出すことも無い火の属性を持った魔法の片手剣なのですが、実はもう一振りのオリジナルの炎の剣「フェニックスフェザー」と対の設定になってたりします。

※私が主にやっていたTRPG「ソードワールド」の舞台では精霊には上位精霊と下位精霊というものがあり「ロードス島戦記」で火の上位精霊として破壊の火の上位精霊「イフリート」と再生の火の上位精霊「フェニックス」が登場します。

霊剣フェニックスフェザー phoenix-feather / 「炎の羽」
ネーミング自体はありがちですがエジプトの不死鳥「フェニックス」から取っています。フェニックス自体は手塚治虫氏の「火の鳥」等で皆さんご存知のことでしょう。
設定では特に炎が噴出すことも無い火の属性を持った魔法の両手剣なのですが、実はもう一振りのオリジナルの炎の剣「イフリートホーン」と対の設定になってたりします。

※私が主にやっていたTRPG「ソードワールド」の舞台では精霊には上位精霊と下位精霊というものがあり「ロードス島戦記」で火の上位精霊として破壊の火の上位精霊「イフリート」と再生の火の上位精霊「フェニックス」が登場します。

霊弓ジニーズブレス Jinn's-breath / 「魔神の息」
アラビアの魔神(ジン)から命名した弓です。ジンについては「アラジンと魔法のランプ」等で登場するため皆さんご存知のことでしょう。
設定では向かい風の影響を受けない長弓ということにしています。
「フェニックスフェザー(炎の羽)」や「イフリートホーン(炎の角)」と同時期に考えた武器で、当時私が主にやっていたTRPG、「ソードワールド」の舞台の精霊の属性ごとに考えた武器の1つです。

素材化はしていませんが他にも「水」の属性を持った護符「クラーケンズアイ(海魔の目)」、「地」の属性を持った戦槌「ベヘモストゥース(巨獣の牙)」、「冷」の属性を持った篭手「フェンリルズネイル(魔狼の爪)」という物も考えていました。
機会があれば素材化しようかな・・・

どれも上位精霊の名前を冠している割に地味な効果しか考えていませんが、その辺はゲームバランスを考慮した結果だったり、精霊と意思疎通をする媒介という効果を加えても面白いかもしれません。

※「フロストウィング」は素材作成の際、即席で作成した物です。

魔剣フロストウィング frost-wing / 「霜の翼」
ありがちなネーミングがついていますがなんとなく作った鍔の形が鳥の翼に似ていたのでこう命名しました。設定も特に考えていませんが作成当初は常に冷気をまとった片手剣もしくは片手半剣をイメージしていました。
炎の霊剣イフリートホーンの対極の剣として考えていたのですがデザイン的にかけ離れていますのでそうは見えませんね、個人的にはわりと気にいってはいますが。

炎剣ハードフレイム hard-flame
直訳すると「烈しい炎」又は「堅い炎」といったところです。しばらく素材を作っていなかったのでリハビリを兼ねて作ったなにやら炎を象った刀身を持つ片刃剣です。
こう「いかにも」なかんじの炎の剣ということ以外なにも考えていませんでした、効果を考えるにしてもこんな概観だとせいぜい刀身が白熱してるとかぐらいしか考えられませんね。

設定も特に考えていませんし名前も適当につけたものなのでなにか良い名前があったら付けてあげてください。

ミストファルクス mist-falx
しばらく素材を作っていなかったのでリハビリを兼ねて作った青白い刀身を持つ片刃剣です。
「ハードフレイム」と対のつもりだったので「いかにも」な感じの氷の剣にしようとしたんですがあまりそれっぽくなりませんでした。「フロストウィング」の時といい「火←→冷」という対比が良くないのかも。

名称はナムコのテイルズシリーズに毎回登場する「ムーンファルクス」から取りました、最初はフロストファルクスだったのですがごろが悪いのでミストファルクスに変更。
ちなみにファルクスとは西洋の斬馬剣のことなので形状は違うんですが・・・設定も特に考えていませんし名前も適当につけたものなのでなにか良い名前があったら付けてあげてください。

スノークラウン snow-crown
意味としては「雪の王冠」といったとこです。
もともとは「CardIllustrationsBoard」で氷の魔剣のリクエストがあったので気まぐれに作成した物です。鍔の部分に雪の結晶をデザインし、どちらかというと女性的な雰囲気を持たせています。
だったら「スノーティアラ」とか「スノークィーン」とかつけたほうが良かったかも知れませんがどうにも響きが気に入らなかったもので・・・なにか良い名前があったら付けてあげてください。

スティングフロスト sting-frost
「突刺す霜」という意味です。これも「CardIllustrationsBoard」での氷の魔剣のリクエストで作成した物ですが、「スノークラウン」に比べると色が濃くて無骨な印象の細剣です。
実は作成しているとき使用者がしもやけになるとか面白いのになぁなんて考えていたので柄も一体形成のデザインになっています。

名前ももちろんレイピアの「突刺す」攻撃と同時に使用者の受けるしもやけの「突刺す」ような痛みの意味もこめて命名しましたが、デザイン的には今一歩かも。

アイススクラマサクス ice-scramasax
そのままですが「氷のスクラマサクス」です(スクラマサクスは中世ヨーロッパで使われていた湾曲していない片刃剣です)。「スノークラウン」「スティングフロスト」と同様「CardIllustrationsBoard」のリクエストで作成した物です。
これは片刃剣という依頼内容を失念していたため急遽作成した物なのでデザインも名前もなんのひねりもありません、なにか良い名前があったら付けてあげてください。

全く関係はありませんが、ファミコンソフト「アイスクライマー」を思い出したのは私だけでしょうか・・・

バラクーダ barracuda / 「叺丸」(かますまる)
バラクーダとはオニカマス(学名:Sphyraena barracuda)という魚のことです。カマス類中最大種で体長2メートルを超すこともあります。
非常に獰猛で鋭く長い歯を持ちなんでも食べます。大型の個体にはシガテラ毒が蓄積していることがあり食用には向きません。
カマスの語源は口の大きく開く何でもいれておけるような大きな袋の“叺”と形状が似ているからという説がありますが、オニカマスについては、なんでも「食べる」ということのほうがイメージにあうと思います。

昔FCソフトのモンスターメーカーに「バラクーダ」という水属性の剣が登場したのがきっかけなのですが、個人的に「叺丸」という響きも非常に気に入っています。
私の中ではよく斬れる刀身の青い剣ぐらいの設定しか考えていませんが「オニカマス」の特徴から水属性があるとか、毒に侵されるとか、狂戦士化して自分以外を全て殺してしまう(たいらげる)などの効果があっても面白いかもしれません。

魔剣ソールサッカー soul-sucker
特にひねりも何もなく、そのまま「魂を吸い取る者」という意味です。昔からこんな感じの魔剣は伝説上のテュルフングの剣や、マイクル・ムアコックの「エルリックサーガ」に登場した名高い「ストームブリンガー」など枚挙に暇がありません。

そういえば、これを作ったときはまったく気にしていなかったのですが2002年のワールドカップは韓国のソウルで開催されましたね…「ソウル・サッカー」なんちゃって。

ペトラセイバー petr-sabre
石の剣、もともとは刀身から柄まで一体形成の魔剣のつもりで作ったのですが出来上がりはどうにも地味でお蔵入りにしようかと思っていたものなのです。
ちょうどそのときやっていた『SQUARE ENIX』の「聖剣伝説2」に「ペトラセイバー」という魔法があったのでそのままつけちゃいました。まぁ地味なことには変わりませんが。
あえて何かの効果をつけるとすれば石化能力ぐらいでしょうか、逆に魔法で石化した剣というのも良いかもしれません。

ペトラ(Petr)とはラテン語で石のことですが、発音はほんとに「ペトラ」であってるのでしょうか・・・ペトロ?ペテロ?あまり信じないでください。

追記
後で調べたら「聖剣伝説2」の魔法は「ストーンセイバー」でした。

オーガースレイヤー ogre-slayer
素材倉庫では「特にモデルなし」となっていますが作成中は「オーガースレイヤー」という名前がありました。そのまま訳すと「鬼殺し」・・・酒?
モデルは特に無いんですが結構こんな武器を中国っぽい雰囲気のキャラが持ってるの見かけますよね侍スピリッツのワンフー(王虎)とか。

※実は素材倉庫で「特にモデルなし」となっているものにも全て伝説上の武器などの名前がつけてあったりします。

ブラッドロッツ blood-rot
直訳すると「血腐れ」・・・なんとも汚い名前です。なんとなく作った武器なのですが色が赤茶だったのでそこから命名したものだったりします。
当然効果なんて考えていないのですが、「スパイラルロッツ」同様傷口が腐る(もしくは毒が塗ってある)なんてどうでしょうか、個人的には単なるいわくつきの剣としたほうがいいと思いますが。

デーモンブリンガー demon-bringer
そのまま訳すと「鬼を連れてくる者」となります、まぁ見たままのイメージです。「クリムゾンストーム」と同時に作られた時点で「ストームブリンガー」から取ってることはわかるでしょう。
鍔の部分に山羊みたいな悪魔の頭がデザインされている赤い刀身を持った黒い片手剣(両手剣のほうが良いかも?)です。
名前のとおり悪魔を召還する祭器のイメージですが、あまりにコテコテなデザインなので悪魔が自分の眷属を召還するのに魔界から持ち込んだ剣みたいな設定があると面白いかもしれません。
ありきたりかも知れませんが、悪魔が取り付いてる(姿を変えている)とか剣自体が意識を持っているなんてのも悪くは無いと思います。

クリムゾンストーム crimson-storm
そのまま訳すと「真紅の嵐」となりますが、別に嵐をイメージしたわけではなく、どちらかというと『FINAL FANTASY』のブラッドソードのような剣のつもりで作りました。まぁ「ストーム」の語は魔剣「ストームブリンガー」から持ってきてるんですが。
そういう意味でいくと以前作った「ソールサッカー」のレイピア版みたいな感じです、刃が赤いこと以外は普通のレイピアと違いが無いような気もしますが・・・個人的には結構気に入ってる部類ですけどね。

マリーンスパイク marine-spike / 「巻貝の剣」
名前の意味は「海の大釘」ん〜不思議なことに和訳のほうがかっこいい気がします。巻貝を加工して作ったレイピアです、刀身も巻貝の一部なので刃は無く、柄の部分以外は加工していないという設定になっています(当然金属製のものより威力は落ちますが)。
材料が貝だけに精霊の干渉を阻害しないとか、海の精霊が宿っているとか、耳を当てると波の音が聞こえる(笑)とかの設定があっても面白いかもしれません。

レイピアofファルコン rapier-of-falcon
直球な名前がついていますがそのまま訳すと「隼の細剣」ということになります、ここまで言えばあえて説明するまでもないかもしれませんね。
柄が鳥の形にデザインされていて、翼の部分が護拳になっているレイピアです。ありきたりな設定ではありますが非常に軽量で高速で攻撃が繰り出せるということにしています。

名前は結構迷ったのですが当初は「クイックシルバー」と呼んでいました、「ファルコンソード」とかいろいろ考えたのですがどうもしっくり来なかったので仕方なくそのままの形におちつきました、もっといい名前付けてあげてください。

ヘブンズソード hevens-sowd
ソードと言いつつも短剣だったりします。コナミの「悪魔城ドラキュラX」に真っ直ぐ前に飛んだ後回転しながら戻ってくるという同名の武器に影響されて創ってみました(悪魔城ドラキュラXのヘブンズソードはシンプルな長剣です)
実験的に柄頭に虹色の羽をつけたりして極楽鳥のイメージで作成したところ、南国風になってしまい儀礼用短剣みたいになってしまいした。

効果はやはり投げたあと手元に戻ってくるという物を考えていましたが、見たかんじまったく別の設定をつけたほうがいいと思います。 ちなみに私的にヘブンズソードといえばGガンダムの天剣絶刀ガンダムヘブンズソードだったり・・・

アワー&ミニット hour&minute
大小2本の剣でレイピアとマンゴーシュのセットですがそれぞれ護拳がない一体形成で、鍔に当たる部分に穴があいています。
名前からも分かるとおり、本来は武器ではなく大時計の長針と短針のいう設定を考えています。 なにかシリーズ物のシナリオなどに使うと面白いかもしれません。

シザーエッジ scissors-edge
見たままですが「鋏の刃」です。剣身の根元に穴があいてて2本重ねて金具で止めることで鋏になるといった感じですが、我ながら意味不明です。
二刀流のように両手でもって独特の剣術などあれば様になるかもしれませんが、武器と言うより拷問道具の趣があるように思います。

鋏を半分だけにしてみたらなんとなく『SQUARE ENIX』の『FINAL FANTASY [』のスコールの武器「ガンブレード」のような雰囲気でちょっと意外でした。

アンクエッジ ankh-edge
そのままな名前がついていますが、柄の部分が輪のようになっていて全体のシルエットがアンクの形になっている短剣です。
ホーリーシンボルとしての意味も持たせられるので身代わりの護符のような効果があったり儀式用(生贄用の短剣とか)としても面白いかもしれません。

デザイン的には比較的気に入っている方ですが刀身の部分にも穴があいているのことには深い意味はありません。

ウィンターゲイル winter-gale / 「雪風」
そのまま訳せば「冬の疾風」となりますが、ちょっとひねって「雪風」と呼びたいです。
投擲用なので掌大の小さな短剣です。別に意味は無いんですが、柄頭に白い綿毛がついてます。

余談ではありますが、青林工芸舎で出版されたコミック「虫けら様」に源頼光の土蜘蛛退治「土蜘蛛草子」を漫画にしたものがあります。
それでは美女に化けた土蜘蛛が雲(蜘蛛の巣を丸めたような物でしょうか)を投げつけたそうです、土蜘蛛を追い詰めたときも斬りつけて折れた源頼光の刀の切っ先を雲につけて投げつけたとか。
綿のような物がついた投擲武器と言うあたりがよく似ているようないないような…この武器を考えたのはずいぶん昔のことなので偶然の一致なのですが。
「虫けら様」では蜘蛛を冬と雪を呼ぶ虫とした「雪迎え」という話もあり奇妙にこの武器と符合して面白いです。ちなみに漫画自体も非常に面白いのでオススメです。

ダガーofベノム dagger-of-venom
柄まで一体成形の青黒い短剣です、何やら毒々しい感じだったので月並みではありますがベノムダガー(毒の短剣)と命名しました。
名称からも毒が塗ってあるとか、材質自体が有毒だとかが妥当な線です、ただしvenomとは薬物としての毒(poison)ではなく蛇や蜂や蜘蛛の毒液のようなものを言いますので、致死毒ではなく麻痺毒だったりするとちょっと設定の幅が広がるかもしれません。

タナトス thanatos
タナトルとはギリシャ神話の死をつかさどる神です。もうすぐ死ぬ定めにある者のそばに忍び寄り、髪の毛を短剣で一房だけ切って冥界のハーデスの元へ持っていくとか。

この短剣は別にそういうつもりで作ったものではありませんが色合いがなんとなく「死」とか「冥」をイメージさせたのでこう命名しました。
見てのとおり柄まで一体形成で実用的な形をしていないので儀礼用ということにしました、十手とか言っちゃいけません。

※名前も概観もあまり気に入っていないので素材倉庫では「特にモデルなし」(モチーフなし)となっています。

カーディナルファング cardinal-fang
カーディナルとはキリスト教圏で言うところの枢機卿(教皇に次ぐ権力を持つ聖職官)のことです。
また枢機卿の衣装の色である緋色や、同じく緋色をしたショウジョウコウカンチョウの(学名:Cardinalis cardinalis)のこともそう呼びます。
意味的には「枢機卿の牙」あるいは「真紅の牙」といったところでしょうか。剣身と柄が一体形成の儀礼用短剣です。

作成した当初は柄の部分に“†”のマークを入れたので神聖なイメージが出るかと思い「ホーリーブラッド」と命名しましたが、あまりにも恰好が悪かったので別の名前を考えていたところWizardry Vに登場する敵のプリーストオブファング(通称:牙の教徒)を思い出しカーディナルファングと改名しました。
作成してから名前を付けた割りには色や、枢機卿も聖職者であるという点で当初のイメージに符合してなかなか良いと個人的に思っています。

効果としては特に考えていませんが、「神聖ながらもどことなく血なまぐさい」雰囲気があることから、枢機卿だけに不適任な教皇を暗殺するための短剣とか、新しい教皇を選定する儀式の祭器というかんじだとシナリオのキーアイテムとして面白いかと思います。
また東西南北の四方をつかさどる大悪魔を「カーディナルデーモン」ということから、4本のカーディナルファングを集めると大悪魔を召還できるなんてのも面白いかもしれません。
普通の武器として登場させる場合は、聖別されていてるので刃物の携帯を禁じられている聖職者でも使える短剣とかが妥当でしょうか。

ネプトハルパー nept-harpe
ハルパーとはギリシャ神話のペルセウスがゴルゴンのメデューサを退治するためにヘルメス神から空を飛べるサンダルとともに授かった鎌のような剣のことです。

ペルセウスはサンダルのほかにペガサスにも騎乗したりとやたらと空に縁があり、メデューサはもともとネプチューン(ポセイドン)の巫女であることや、メデューサを退治した後アンドロメダを救うため海の怪物を退治するなど何かとネプチューン(海)と敵対しているような印象を受けます。

空(風の属性)と海(水の属性)の対立とイメージすると私などはついハスターとクトゥルーの対立を思い浮かべてしまうのですが・・・ということはペルセウスの正体はハスターの眷属(イタクァとか)でペガサスはバイアクヘー?じゃあメデューサや海の怪物とは・・・
なにやらこの辺のこと妄想しているとえらいことになりそうですね。

作成したときは属性などは考えず、ただ青いからという理由で適当に『SQUARE ENIX』の『FINAL FANTASY V』に登場するネプト竜(海竜、おそらくは海神ネプチューンが語源だと思います)から取ったので、イメージする属性が風から水に変わっています。もっと良い名前が合ったら付けてあげてください。

スパイラルロッツ spiral-rot
spiralは「螺旋」、rotは「腐る」という意味ですが、実はこの「rot」と棒の「rod」という語をかけてあったりします。
形状は一体成形の金属の棒(槍)に赤い溝が螺旋状に走っているというシンプルなものです、効果は特に考えていませんがロッツの意味から傷口が腐る(もしくは毒が塗ってある)なんてどうでしょうか。

ちなみに当時ジャンプコミックの「JOJOの奇妙な冒険」でスカイフィッシュ(別名Rods)が出てたので突発的に作ったいいかげんな槍だったりします。

サザンクロス southern-cross / 「南十字」
穂先の両側に真っ直ぐな刃が突き出て十字型になっている槍です。
西洋のコルセスカは槍が抜けないぐらいまで深く突き刺さるのを防ぐために両脇に張り出した鉤がありますし、日本の鎌槍など、実在する武器でもこんな形状の穂先の槍はあります。
十字架は宗教的シンボルとしても見れるので、クルセイダーっぽいキャラに持たすとかっこいいかも知れません。

あとゴルゴダの丘でキリストの右脇を刺したという「聖なる槍」(ロンギヌスの槍)みたいな扱いも洒落として面白いかも(ロンギヌスの槍はこんな形はしていませんが)

素材倉庫では少ない語彙でなんとかドイツ語っぽくしてみましたが大失敗ですね、素直に英語でサザンクロスにしとけばよかった・・・

バイパーズタン viper's-tongue / 「蛇の舌」
ついローマ字読みしてタングと発音したくなりますが、実際は「hongkong」を「ホンコン(香港)」と発音するのと同様に「グ」はほとんど発音しないみたいです。

蛇の舌というとJ・R・R・トールキンの「指輪物語」に登場したサルマンの召使のグリマを思い出す人も多いかもしれませんが、この槍は私が「指輪物語」を読む前に考えたものですので特につながりはありません。

見てのとおり穂先が二又に分かれた槍なので「蛇の舌」と命名しました、viper(クサリヘビ又はマムシのこと)ってついてるし毒の効果があっても良いかもしれません。
そういえば指輪物語のグリマもマーク王セオデンとサルマンの2人に仕えてたりガンダルフとサルマンのどっちにパランティアを投げつけるのか悩んで結局どちらにもあたらなかったんですよね、だから二股という意味で「蛇の舌」なのでしょうか。あとviperという言葉には「腹黒い人」という意味もあるのでそっちかも知れませんが。

デビルズフォーク devil's-fork
意味としては「悪魔のフォーク」というとこことになります。悪魔の持っている槍といえば三叉で反しが付いているイメージですが、実在した武器としてのフォーク(ウォーフォーク)にちなんで二叉にデザインしました。
武器というよりは日本の刺股のように相手をとらえたり、いたぶるための拷問道具のようなイメージです。
特に効果などは考えていませんが、単に悪魔が魔界から持ち込んだ道具という扱いが妥当でしょうか。

ブーローアクス burro-axe
ブーローとはゾロアスター教での呼び名で、ヨーロッパで言うところの復讐の悪魔アラストールのことです。アラストールは悪魔の死刑執行人でもあるので処刑用の斧をイメージしました。まぁ見た目は単に刃の黒い両刃のポールアクスですが。
効果としては、狂戦士化するのが一番ありそうですが、この斧で誰かを殺すと悪霊になって「復讐される」というのも面白いかもしれません、なんだかミステリー調なストーリーによさげですね。
どっちにしても使ったほうが呪われそうな雰囲気の斧です。

ダークゲイズ dark-glare
「暗い睨み」という意味、「眼」がデザインされた両刃の両手斧です。どこかでこんなデザインの武器を見たような気がするのですがちょっと思い出せません。
効果は考えていません、まぁせっかく「眼」があるのですから睨まれたら身動きできなくなるとか悪魔が宿っているとかが良いでしょうか。
ただ単に「眼」がデザインしてあるだけの斧でも良いかもしれません、なんとなく呪われそうなデザインではありますが。

ライジングサン rising-sun
昔SADAさんの依頼で作成して没になった斧です。なにやら特殊な斧ということでちょっと気をてらったデザインにしたのですが、何が何やら…こんな形状では実用性はなさそうです。
まぁシンボル的な感じで儀礼用の斧ということにしました。名称も放射線状に延びたスパイクから適当に命名。
もちろん効果とかの設定も考えてませんが意外と回復系の魔法とかが付与されてると似合うかもしれませんね。

ゴールデンハンマー golden-hammer
槌系の素材が少ないので作成した物ですが・・・まんまですね、おまけに名前も冗談でつけたものです。なんだか金というよりも黄銅っぽい色してるし。
効果も何も考えていませんので何か良いアイデアがあったら付けてあげてください。

ラトラーワンド rattler-wand
ガラガラヘビの杖です。設定も何も考えていませんが、古来より蛇は生と死の象徴なのでそんな効果があるとかっこいいかもしれません。

余談ですがギリシャ神話では医療の神アスクレピオス(蛇使い座)は蛇の巻きついた杖を持っていて、その蛇になめられるといかなる病も回復したとか。
今でもWHO(世界保健機構)のマークなど棒に巻きついた蛇は医療の象徴として多く利用されています。

ロッドofホーント rod-of-haunt
名前を付けるのに苦しんで適当に命名しました、名前の意味は「幽霊の杖」といったとこでしょうか。
効果も特に考えていませんが、TRPGのソードワールドではhauntは人間に取憑こうとする霊魂のことそういいますので、手にすると憑依されるとか憑依霊を呼び出せるとかどうでしょう。

バニッシュ vanish
「見えなくなる」「消滅する」と言う意味です。透明とかというのではなく、瞬時に消えるといった意味で、名前としてはそれなりに気に入っています。
見えないくらいの速度で矢を発射するというのが無難な設定ですが、個人的には狙った相手の目に向かって飛んでいくため瞬時に「見えなくなる」という禍々しい武器を考えていました。

ドラゴンスレイヤー drogon-slayer
あまりにも有名な剣で昔からいろんなゲームに登場しています、その名も「竜殺し」でありドラゴンタイプのクリーチャーに有効(あるいは致命的)であるという設定は共通していますがその形状は特に定まっていません。
ドラゴンを退治した人物(あるいは集団)をドラゴンスレイヤーと呼ぶこともあります。
さて、ドラゴンスレイヤーの形状は一般的には普通の片手剣をしていますが、剣という武器はあくまで人間に対して考案された武器であり、巨大なドラゴンと戦うには適した形状とはいえないように思います。

その論拠として、

1. ほとんどのドラゴンは設定上、炎や毒などのブレス(息)を吐くため、これに対して間合いを詰めなくては使用できない剣はいかにも不適当。
2. 硬い鱗(あるいは皮膚)を持つドラゴンに対して斬撃よりも突刺す攻撃のほうが有効に思える。

以上の2つがあります。もちろん2〜3m程度の大きさのドラゴンなら通常の剣でもそれなりに効果を上げるでしょうが、退治して名声が轟くほど凶悪なドラゴンは大概10m近い巨体で描かれています。

でもやはり武器としてのドラゴンスレイヤーは剣であって欲しい!そこでドラゴンスレイヤーとはどういう武器(剣)なのか考えると可能性として次のものがあると思います。

【1】 外見はおおむね普通の片手剣だが、
ドラゴンに対する際に発動する魔法が付与されている剣。
【2】 かつてドラゴンを倒した人物が所有していた剣。
【3】 ドラゴンと戦うことを想定して工夫された武器。

【1】は簡単で一般的なイメージでしょう、古典の中でもこのタイプのドラゴンスレイヤーは登場しています。有名なものにはT・R・Rトールキンの「農夫ジャイルズの冒険」に登場した「噛尾丸」等があります。

ドラゴンが近くにいると刀身が輝き、鞘に収まらなくなる。
ドラゴンに切りつけたときに凄まじい破壊力を発揮する。
ドラゴンを恐怖に陥れる魔力を秘めている。

などが有名な効果ですが他にもブレスを無効化する(断ち切る)などオリジナルで効果を考えるのも楽しいかもしれません。

ただし、このタイプのドラゴンスレイヤーはあまり大量にゲームに登場させるとバランスを崩す恐れがあります。基本的に生息数の少ないとされるドラゴン専用の武器を大量生産するとは考えにくく、おそらく世界に一振りしか存在しない入手が極めて困難な武器と考えるのが妥当に思います。
百歩譲ってある程度の数が作られているとして、強力なものが店で買えてしまうほどたくさん現存(?)するというのはゲーム的に見てもあまり良くないでしょう。
(世界観にもよりますが、私は魔法の武器のほとんどは太古の昔の失われた技術によって作られた貴重なものと考えています。)

【2】のタイプは、ある意味非常に現実的ですが、結果的にドラゴンを倒した武器ということであり、逆にいえば「ドラゴンを倒す結果」を生み出すほどの武器でなくてはいけないということになります。
武器が特殊なものであるなら同時に【1】の魔法剣か【3】の特注の武器であるはずです、それ以前に「ドラゴンを殺す」目的で作られている武器でも1度もドラゴンを切ったこともないのでは「ドラゴンスレイヤー」とはいえないでしょう。

もうひとつの可能性として、罠にはめたドラゴンに止めを刺した普通の剣や偶然奇跡的にドラゴンを倒した人物が持っていた剣というものが考えられます。
一般的にイメージするドラゴンスレイヤーとは大きく異なりますが、個人的にはこの手のドラゴンスレイヤーがいちばんストーリーとして面白いものになると思っています。
貴族が所蔵している「かつてドラゴンを斬った」と言うマユツバな伝説が残っている剣やその贋作など、武器としての価値より骨董品・貴重品としての価値があるとしてストーリーのキーアイテムに持ってくるには恰好の題材ではないでしょうか。

【3】は魔法の武器を作る技術が無い(もしくは非常に貴重である)という前提で、ドラゴンスレイヤーが何振りか登場させるための案です、ただしあくまでも「竜殺しの剣」としての可能性にのひとつに過ぎませんが。
例え特殊な武器だとしても製造可能なものならゲームの中で幾つでてきても不思議ではありませんし、【1】のような1つしかない武器ではなく、武器の形状であるため「片手剣」「両手剣」などと同様に扱えます、さしずめ「竜殺剣」といったとこでしょうか。

以上3つの例をあげてみましたが、結局ドラゴンスレイヤーがいかなる物かは個人のイメージ次第です、TRPGやオリジナルゲームを作るとき、自分流のオリジナルドラゴンスレイヤーを考えるのも楽しいでしょう。

【以下、木偶のオリジナルドラゴンスレイヤーです】
全体で2mほどの両手剣で、ある程度の重量はあるが切っ先に向けて身幅が狭くなり重心が手元に集中していて、バランスを取るために大きめのポンメルを備えています。トゥハンドソードのような叩きつける攻撃ではなく突刺し攻撃に適し、シルエット的には馬上槍に似ています。
防御に関しては一切無視されていて、鍔はなく逆に返しのようなものを備えている場合があり、柄元まで突き刺さると抜けにくくなります。
攻撃の連続性にかけるため対人戦闘には向きません。

硬い鱗に対して斬撃よりも突刺し攻撃方が有効に思えるためエストクのような攻撃方法を用いる。
一撃で深手を負わせる必要があるためある程度の大きさと重量が必要。
強烈な爪や牙の攻撃は鍔程度ではしのぐことはできないので逆に一度深く突き刺されば抜けにくいように返しを付けている。

このドラゴンスレイヤーは消耗品で一頭のドラゴンに対して5〜6本準備しておきます。何本も担いでいてはドラゴンの攻撃をかわしきれませんので一箇所に集めておくか、逃げ回りながらドラゴンの周りにつき立てておきます。

使用方法は剣自体の重量と体重で一気に突きこみ、深く刺さったら引き抜こうとせず手放して間合いを取り、新しい剣を取りに戻るというヒットアンドアウェイ攻撃を考えています。

ドラゴンに接近するために動きが鈍るような重たい鎧は身につけません、第一強烈なブレスや牙の前では人間の防具など役には立たないことでしょう、とにかく重要なのは攻撃を受けないことです。そのためドラゴンの注意をひきつけるために弓矢や魔法での遠距離攻撃での援護も必要でしょう。

以上が私の考えたオリジナルのドラゴンスレイヤーですが、基本的に人間がドラゴンに立ち向かうということ自体無謀なことでしょう。伝説に語られるドラゴンは村を滅ぼし城砦を破壊し、軍隊をも壊滅させる無敵の生命体であり、神や悪魔にも匹敵する存在なのですから。

アローターゲット arrow-target
これは相当昔に冗談で考えた魔法のバックラーです。
白と赤で多重円の模様替えがかれていて、通常のバックラーに比べて魔法的な加護のおかげでかなり丈夫ですが、弓矢での攻撃が集中するというデメリットがあるという設定です。
(外見も当然弓矢の的をイメージしたものです。)
昔から何となく便利なだけとか強いだけというマジックアイテムより冗談やユーモアのあるデメリットがあるというのも面白いかと思い紹介します。


おっとあんた、その盾を手に取るたぁお目が高いね〜
そいつはめったにお目にかかれない魔法の丸盾だぁ!
なんとこいつァ近くを飛ぶ矢は皆吸い寄せられるように盾に向かってくるっていうシロモノよ!
その名も「アローターゲット」! どんなに矢を受けても壊れないほど頑丈だぜ!今ならお安くしとくよ〜

前の持ち主?あぁ、まぁあれだ、ちっとは腕の立つ傭兵だったんだがね、こいつを持って戦場に行っちまったもんだからそこらへんを飛び交う矢を全部を集めちまって矢ぶすまになっちまったんだとさ。
まぁおかげで味方には1本も矢が飛んでかなかったってんで戦は大勝利だったって話だけどな(笑)

不動護剣 フドウゴケン
これは他のオリジナルの武器とは違い、木偶の夢にでてきた刀剣です。
刀身は短くてせいぜい30cm程度、厚みは2〜3cmもありそうでした。刀身の素材は黒くて、石か何かで出来ているのか金属光沢はありませんでした。不動明王を現す「カンマン」の梵字がかかれていたので「不動護剣」と命名。
柄は白木か何かで、柄頭はT字になっていて、その両端にぼろぼろの白っぽい紐だか布だかか取り付けられていました。

夢の中では骨董品屋に知らない人が売りに持ってきていたもので、本当に武器かどうかは分かりません(というかそもそも夢の中のお話なのですが)

ちなみに不動明王の御剣は「倶力迦羅(クリカラ)」と呼ばれる、龍の巻きついた三鈷剣なので多分別物でしょう。

弐君の太刀 ニキミノタチ / 和見の太刀 ニギミノタチ
これも不動護剣と同じ夢にでてきた刀剣です。といってもでてきたのは鞘だけ、剣はあとで想像した物です。
夢にでてきた鞘は翡翠か瑪瑙(いわゆる“玉”)で出来た一体形成の鞘でどこにも継目がなく、表面に唐草模様のような透かし彫りがされていました。
一見中国の物っぽい雰囲気でしたが、透かし彫りはどことなくイスラム文化圏の物だったような・・・
骨董屋の店主に「ニキミの太刀の鞘」と教えられたように記憶しているのですがこの辺の記憶はちょっとあやふやです。

「ニキミ」の字については不明で、起きてから適当に漢字を当てたのですが、「弐君」なのか「偽君」なのか、あるいはただ単に「ニキミ」なのか・・・まぁそもそも夢の中の話なのですが。自分でつけた当て字ではあるもののいろいろと想像を掻き立てられます。
機会があって『氷神の森』の占い魔女こと樹音さんにお話ししたところ、西遊記にも登場する中国の神々の英雄「二郎真君」と関係が?とのこと、うーん我ながら変な夢を見るものだ。

別の人の意見を聞いたところ、「ニキミ」の「ニキ」は審神者(巫女が受信した神の言葉を判断・通訳する人)の使う言葉で言うところの「和(ニギ)」に通じるのではないかとのこと、うーん謎は深まるばかり。

木枯しの太刀 コガラシノタチ
これはまた別の夢にでてきた刀剣です。刀身が150cmもある長大な直刀で、かなり刃こぼれしていました。切っ先は丸くなっていましたが(削れていたのかも)刀身の半分ぐらいまで両刃になっていて、おそらくかの有名な「小烏丸」のイメージだったのではと思います。
柄は長めで40cmほどもあり、黒っぽいボロボロの布が巻かれていて、柄頭にはなにやら彫り物のある円盤がついていたと思います。

夢の中では「なんでも鑑●団」のような番組にでていて、鑑定士の人曰く「木枯しの太刀」とのことでした。
なぜに「小烏丸」でなかったのかは分かりませんが、「小烏」と「木枯し」をかけている辺りが妙に気に入っています。(って自分の夢なのですが)

それにしても、刀剣が出てくる夢はたまに見るのですが、いつも振り回したりしないで骨董品として登場するのはなぜなのでしょう。

神話・伝承等に登場する武器(をモチーフに作成した武器)
神剣レーヴァテイン lavateinn lavatein revatin
北欧神話に登場する剣 巨人スルト(ムスッペルヘイムの支配者)の持ち物です、一般的にはラグナロクの終わりに世界を焼き尽くした炎の剣とされますが、それとは別のものという説もあります。
また、レヴァンテインとは『傷つける魔の杖』と言う意味、“テイン”とは杖のことであるため剣ではなく杖と言う説もあり実態ははっきりとしません。

ムスペルヘイムは炎に包まれた灼熱の土地のため、ムスペルヘイムの民(ムスッペル)しか住めないと言われているので、そこの支配者である炎の巨人スルトの持ち物と考えると『炎の剣』という解釈が妥当だと思います。

ロキ神(ロプト)がニヴルヘイムの門の前で作ったとされ、普段はスルトの妻シンモラの、九つの錠をかけた鉄の宝箱にしまわれています。

炎の剣というイメージから同じ炎をモチーフにしたフランベルジュにしました。作ったときには気にとめていませんでしたが、そういえば『Wizardry』のファイヤージャイアントもフランベルジュを持っていましたね(こっちは片手で持っていましたが)。 とはいってもフランベルジュはかなり後の時代に開発された武器なのでちょっと無理があるかも・・・

神剣ブルトガング burtgang
北欧神話に登場する剣 ハイメの持っていた剣。ディートリッヒとの一騎打ちで、彼の兜ヒルデグリムに斬り付けて折れてしまう。 ※テキスト準備中

ソードofフレイ
北欧神話に登場する剣、勝利の剣 フレイ神の持ち物 ※テキスト準備中

グングニル gungnir
北欧神話に登場する投擲用槍 北欧神話の主神オーディン(ヴォーダン)の持ち物だけあってゲーム等でもよく登場します。
グングニルとは『貫く』と言う意味だそうです(刺し貫くときの擬音“gung”(日本語で言うところの“ザクッ”とか“グサッ”)+人称語尾“nir「〜者」”)。
細身の投擲槍で、穂先は鋼製でルーン文字を刻まれ、柄はトリネコの木で造られています。

敵に向けて投げつけると確実に目標を貫き、自ら手元に戻ってくるとされています。また威力も凄まじく、シグムントの神剣グラム(これももともとはオーディンの持ち物ですが)を一撃で粉砕しました。
オーディンには様々な能力があり、ほとんど全知全能といって差し支えのない神格のため、グングニルの性質は物理的なものではなく因果や運命をつかさどっているなどの解釈もあります。また、嵐の神としての側面から雷の象徴ととらえることもできます。

ドワーフの名工であるイーヴァルディの息子たちが作り出したもので、ロキ神が切ってしまった女神シフ(またはシヴ、トール神の后)の黄金の髪の毛を作った後、ついでのように作られました(フレイ神の魔法の船スキッドブラドニールもこのときに作られました)。

ラグナロクの折に魔狼フェンリルの脇腹を貫きましたが、最終的にはオーディンと共にフェンリルに飲み込まれてしまったそうです。

よくゲームで見られるのはトライデントのように立派な穂先がある槍ですが、細身の投擲槍と言うことで槍投げ競技用の物をイメージしました。通常の投擲槍(ジャベリン等)と違い「相手を貫いて手元に戻る」という性質から、鏃のように返しの付いた穂先は無くし、対象物を一気に貫通するようなイメージでデザインしています。(通常の投擲槍は消耗品なので刺さったら抜けにくいように返しのついた穂先を備えているのが一般的)
デザインするときに穂先と柄の材質が違うことを失念していたのでなんだか一体形成みたいですがその辺はご愛嬌。

ミョルニル mjolnir
北欧神話に登場する投擲用槌 トール神(ソール)の持ち物でオーディン神のグングニルと共に非常に知名度の高い武器です。
ミョルニルとは『破壊者』『砕く者』という意味だそうです。
柄の短いハンマーといった形状をしていて、頭の部分は鉄(または石)製で、柄はトネリコの木で造られています。

グングニルとよく似た性質があり、敵に向けて投げつけると雷撃とともに確実に目標を打ち砕き、自ら手元に戻ってくるとされています。また威力もグングニルに引けを取るものではなく、一撃で山を粉砕し巨人フルングニールや大蛇ミッドガルドも打ち倒しました。

ドワーフの職人、ブロックルとエイトリが作り出したもので、神槍グングニル・魔法の船スキッドブラドニール・黄金の髪などより優れた物を作れるかロキ神と賭けをした際に作られました(オーディン神の純金の腕輪ドラウプニルとフレイ神の黄金の猪であるグリンブルスティ、さらにミョルニルを扱う為の鉄の手袋もこのときに作られました)。
威力もさることながらミョルニルは自由に小さくすることができ下着の中に隠すこともできました。また、武器としてのみではなく治癒の魔力も秘めている上、祝福を与える祭器としての性質も備えています。
しかしミョルニルは凄まじく重い上に柄が短く、ミョルニルの製作者であるドワーフのエイトリの作った鉄の手袋(イルアン・グライベル)をはめ、さらに力を増幅させる魔法の帯(メギンギョルズ)を身に付けなければ扱えないそうです。
※ミョルニルの柄が短いのは、作成中にロキ神が虻に変身して妨害したため。

バルムンク balmung / グラム gram gramr / ノートゥング nothung
北欧神話に登場する剣 オーディン神よりヴォルスング一族シグムントに与えられ、後にシグルド(ジークフリード)の持ち物となった2メートル程もある長剣です。

『子供の木』という大木にオーディンがこの剣を突刺し、抜くことができた者が剣の所持者になるとして、幾人かが試みても抜けず、シグムントが試みた際にはあっさりと抜けたということから、オーディンが直に与えたというよりもグラム自体がシグムントを所有者に選んだと言えるかと思います。

その後シグムントは近親婚をしたことでオーディン(と言うよりオーディンの后)の怒りに触れ、グラムもグングニルによって粉砕されていますが、シグムントの息子シグルドの育ての親レギンが、新たにグラムの破片を鍛えなおしました。
復活したグラムは金床を易々と両断し、財宝を守るために魔竜となったファーヴニル(レギンの弟)を打ち倒しました。
(レギンはファーヴニルの財宝を奪うためにグラムを鍛えなおしました)

叙事詩『ニーベルンゲンの歌』の中ではバルムンク、『ヴォルスング・サガ』においてはグラム(『怒れる』という意味)と言う名称で登場し、前記の2つを元にワーグナーによって制作された歌劇『ニーベルングの指輪』ではノートゥング(『苦境』という意味)と呼ばれています。人物名なども作品ごとに微妙に異なるようです。
また『ニーベルングの指輪』の劇中ではグラム(ノートゥング)は神に対抗する人間の象徴として役割があり、グングニルによって粉砕された後、再度鍛えなおされ、グングニルを折り返しています。

魔竜ファーヴニルを倒すというのが最も有名なエピソードということと、ナムコの格闘ゲームソールキャリバーで黒い両手剣として登場していることから、黒いドラゴンスレイヤーとしてデザインしました。

巨人の剣 the-sword-of-giant
北欧神話に登場する剣 ベーオウルフの持ち物 ※テキスト準備中

魔剣ダインスレイフ dainslef
北欧神話に登場する剣 ※テキスト準備中

フラガラッハ fragarach / アンサラー answerer / リタリエイター retaliator
ケルト神話に登場する剣 ケルト神話の主神ルーグ(ルー)の持ち物で、輝く刃を持つ十字剣です。ルーの養父である海神マナナン・マクリールから贈られたものです。

フラガラッハの最大の特徴は、ルーグ神の望むままに手に滑り込み、投げても自らルーグ神の元に戻ってくるという性質で、英訳でリタリエイターやアンサラーと言う呼び名もありますが、どちらもフラガラッハ(『報復するもの』『応えるもの』という意味)と同じ意味を示しています。
さらに、その刀身は非常に鋭くどんな固い鉄でも切り裂くことができる上に、刀身を見た者は魅了されて自らその身をさらして切り倒されると言います。

ブリューナク brionac / ゲイアサイル gae-assail
ケルト神話に登場する槍 ケルト神話の主神ルーグ(ルー)の持ち物で、『貫くもの』という意味を持つ投槍で、決して標的をはずす事はないとされます。

ヌァザ神の剣「クラウ・ソラス」と同じく、ダーナ神族の四つの至高の宝のひとつでもあり、光を司り太陽を象徴するとされます。 ブリューナクをはじめ、投石用の石タスラムや魔剣フラガラッハなど、遠距離攻撃が可能な武器を多く所持しているため、ルーグ神には「ルー・ラヴァーダ(長き腕のルー)」という異名もあります。
同じような特性を持つ武器をいくつも持っているためか、ブリューナクはタスラムと混同され槍ではなく投石器とされる場合もあります。また、ケルト神話は北欧神話の影響を多大に受けているため、オーディン神の持つグングニルの性質を取り入れたのではないかという説もあります。

形状については諸説あるようですが、有名なものは穂先が5つに分かれているという特異な形状をしたもので。それぞれの先端が光線となり敵を討つといわれています。しかし、この5本に分かれている槍の形状はブリューナクではなく別の矛であるともされています。
個人的には、この5つに分かれている穂先はルーグの手そのものを指しているとか、逆にこの槍の形状から「長き腕のルー」という異名ができていたら面白いなとか勝手に思ってますが。

魔槍ガエボルグ gae-bolga / ゲイボルグ gae-bolga
ケルト神話に登場する槍 クーフーリン(ク・ホリン)の持ち物 ※テキスト準備中


神槍トライデントofネプチューン the-trident-of-neptun
ギリシャ神話に登場する槍、海と馬の神ネプチューン神(ポセイドン)の持ち物 ※テキスト準備中

神弓ボウofエロス the-bow-of-eros
ギリシャ神話に登場する短弓、情愛と性の神エロス神(キューピッド)の持ち物 ※テキスト準備中

聖剣アスカロン ascalon
聖ジョージの剣、ドラゴンスレイヤー ※テキスト準備中


聖剣フラベルム flabellum
キリスト教の九階層の天使の最上位である熾天使(セラフィム)が持っているという短剣です。
本来Flabellumは扇という意味で、サンクトゥス(sanctus)(ヘブライ語でトリスアギオン)の歌詞が刻んである扇、または旗とされますが、熾天使に次ぐ第2位の智天使(ケムビル)の持つ炎の剣「ラハト・ケレブ」と混同しているという説があるようです。
本来のフラベルムが剣か扇かは定かではありませんが作成した剣はクリスのように波打った剣身が炎の形になっているというだけでサンクトゥスも刻んでいません。天使の持ち物というよりはただ単に炎属性がある短剣という感じにしています。
見たまま炎属性のある短剣という扱いもいいですがイメージ先行で神聖な属性があってアンデッドに効果的という設定もいいでしょう。

ゲーム等に登場した武器(をモチーフに作成した武器)
カシナートの剣 blade cusinart'
『Blade Cusinart'』とは、かの有名RPGシリーズ『Wizardry』に登場するオリジナルの剣(?)で、1作目では戦士や君主の装備できる最強の武器でした。
『Blade Cusinart'』はアメリカのフードプロセッサーメイカー『クイジナートcuisinart』をもじったものだそうで、棒の先端にプロペラ状の回転する刃がついているという話ですが、それはあまりにもかっこ悪いので、剣のような円錐の周りに螺旋状に刃がついてて高速回転するものを考えました。
ほらなんとなくみじん切りも楽々な感じが・・・しませんかねぇ、というかこれじゃドリルです。

サーベルofエビル saber-of-evil
一応『Wizardry』に登場する悪のサーベル(SWORD+3(E))をイメージして作成した片手剣です。
まだ片刃剣の素材が少なかったので、なんとなく作成した物ですが、個人的には結構まとまった感じになって気に入っています。
ゲーム中ではカシナートの剣とほぼ同等の性能だったと記憶していますが、別に作成した「カシナートの剣」の画像と対比するのはちょっと難しいですね。

※見た目に特に特徴が無かったので素材倉庫では特にモデルなしとなっています。

ワースレイヤー were-slayer
特に何も考えずに作成した片手剣で、名称に困ったので『Wizardry』に登場する武器の名前をつけたものです。
ワースレイヤーはその名のとおり獣人系のクリーチャーに有効な刀剣でという設定ですが、ゲームによっては獣人には銀の武器でなければダメージを与えられないとなっている物も有るので、おそらくワースレイヤーも銀製なのでしょう。

この剣は後から名前をつけたので特に設定を考えていません、なにか良い名前があったら付けてあげてください。

ブラックアクス black-axe
そのままな名前がついていますが要するに「黒い斧」です。片手で使える「手斧」ということにしてあります。
一応『Wizardry X』に登場するデスアクスをイメージしてありますが名前自体そのままなのでどうしようもありません。まぁ強いて言うならなんとなく「悪」っぽいかなというぐらいです。
ちなみに『Wizardry X』に登場するデスアクスは呪われてはいるもの、カシナートの剣より威力があり、クリティカルも発生します・・・もっとかっこよく作ればよかった。

※見た目に特に特徴が無かったので素材倉庫では特にモデルなしとなっています。

シルバーアクス silver-axe
ブラックアクスと対というわけではありませんがその名のとおり「銀の斧」、こちらはいかにも戦闘用の斧です。
こちらも『Wizardry X』に登場するシルバーアクス(BATTLE AXE +2)をイメージしてありますが名前自体そのままなのでどうしようもありません。

個人的には結構気に入ってますが実はこの斧、SADAさんからの依頼で作った斧でイメージに合わないということで没になったものだったりします。

※見た目に特に特徴が無かったので素材倉庫では特にモデルなしとなっています、まぁ確かに何の特徴も無いしね。

レイブンズビル ravens-bill
『Wizardry Y』に登場する槍です。和訳すると「大鴉の鎌槍」といったところでしょうか、名称もかっこよく気に入っています。
名称から穂先を黒く鳥をイメージした形状に作成したのですが、烏というよりペンギンっぽい・・・これでは「大烏」ではなく「大海烏」ですね、とほほ

武器としては気に入っているのですが、ゲーム中ではうっかり装備して呪われてしまったという苦い記憶があります。強いんだけど歩くたびにダメージ食らうのはどうにも…ねぇ

ハウンドソード hound-sword
元は『Wizardry BUSIN』に登場するイベントアイテムですが実際に装備はできません。意味は「猟犬の剣」
魔女ヘルガが「ハウンドの耳」等を材料に作成した合成剣で、見た目にはかっこいいらしいですが喧嘩に使われて壊れてしまうあたり実用性は無いのかもしれません。
どこかお間抜けな彼女の作品だけに、なにか大きな欠陥があって欲しいと思い、敵が近くにいると遠吠えを上げるという設定を考えました。

デザイン的には特に参考になるものがなかったので、護拳に犬の顔の装飾のあるスキアヴォーナ(籠状の護拳があるブロードソードの一種)にしてみました。

おおっとそこの戦士のお兄さん、腕っ節が強そうだねぇ、そんなあんたに取って置きの名剣があるんで見てってよ!

こいつぁ熟練の戦士にしか扱えないってぇ品物だ!
その名も「ハウンドソード」!なんと!こいつは敵が近くにいると、相手がどんなに隠れていようと犬の遠吠えのような雄たけびを上げるってぇ優れものよぉ。獲物を逃さないこたぁまさに猟犬の如し!

ん?なんで熟練じゃないと扱えないのかって?
そりゃあこっちが隠れているときも敵が近づくと大声で雄たけびを上げちまうからよぉ、敵に出くわしたら闘うしかないってぇことで。

まぁどっちが獲物でも逃さないってぇあたりはまさに猟犬(狂犬?)ってなもんよ。

ベンティスカ ventisca
『タクティクスオウガ』に登場した水属性の槍です。デザインも基本的にゲーム中に登場したものをイメージして作成しましたが、出来上がりは妙に太い感じであまり気に入っていません。
ちなみにベンティスカとはスペイン語で「吹雪」という意味ですので水(冷)属性を持っているのももっともな話。

コルヌリコルヌ corne-licorne
『タクティクスオウガ』に登場した槍で、設定上ではユニコーンの角に数々の神聖文字が刻まれた槍とされています。(“corne licorne”とはフランス語でユニコーンの角という意味だそうです)
ゲーム中のイメージではあまりユニコーンの角という感じも無く、数値的も強力ではあるものの特に属性はない妙に重量がある槍だったので、自分的解釈で馬上槍にデザインしなおしました。
せっかくユニコーンの角なんだし強力な治癒魔法が付与されているとか設定があると面白いですね。

神科さんに見せたところ、ドリルと言われました・・・うむ、私が見ても確かにドリルです

グラムロック glam-rock
『タクティクスオウガ』に登場した火属性の斧です。属性つきの斧の素材があまり無かったので作成しましたが今ひとつかっこよくならなくて困ります。
ゲーム中の画像は両刃の重そうなデザインでしたが、数値的には軽量でなかなか使い勝手がよかった印象だったので片手斧にしてみました。なんだかこてこてなデザインになってしまい不本意・・・

ちなみに「グラムロック」とは1970年代前半に流行した、派手なファッションと退廃的な雰囲気をもつロック音楽のスタイルのことだそうですが、多分関係ないでしょう。

アクアメイス aqua-mace
『タクティクスオウガ』に登場したアクアハンマーをイメージしながら作成した棍棒です。属性つきの棍棒の素材が無かったので作成しましたが全く別物になりました。
ゲーム中の画像は何やら蒼いクリスタルの頭がついていて、ハンマーというよりメイスの雰囲気でした。元のものと全然違うデザインになりましたが個人的には結構気に入っています。

ちなみに武器ではありませんがアクアハンマーによく似た言葉で、「ウォーターハンマー(水撃)現象」というものがあります。
これは大量に水を出すことで水圧が低下していた蛇口を、急に閉めることで一気に水圧が高くなって発生する現象で、水道管内で「ゴン・ゴン」という音がします。
水道管を破裂させる原因にもなりますので皆さんも注意しましょうね(ちなみにうちの風呂の蛇口もこれで駒(水量調整弁)が壊れました)
って全然関係ないね。
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